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ゆめの森 日々のNEWS

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学び舎 ゆめの森の日々の出来事、最新のニュースを掲載していきます。
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#福島県

【こども園】偲ぶ

先日、詩人谷川俊太郎さんがお亡くなりになりました… 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 ゆめの森には早速追悼コーナーが設けられ… 改めて谷川さんを感じているところです… 私もですが、生まれた時から今日まで… 谷川俊太郎さんが生み出す言葉や詩にまみれて生きてきました… まるで、花吹雪が舞うステージに立っているような… 落ち葉のプールに飛び込んだかのような… 谷川さんの言葉に身を包まれて、心地の良い時間を過ごしてきました… どんな時も身近にその言葉はありました… 私が自分の体の

【こども園】憧れが憧れを生みだし、憧れに憧れる

昨日は、学び舎ゆめの森第3回演劇公演「きおくの森」が行われました… 観劇いただきました多くの皆さまありがとうございました…   これまで、子どもを子ども扱いせず、ひとりの人間として尊重し… 誰一人欠けてはいけない存在として… 常に温かく、だが時に厳しいことを言ってくれる… 真正面から子どもたちと向き合う素敵な大人たちが生み出す… 大人たちの本気の息遣いを感じる場と空間… そして、大人たちに負けるものかと 本気の子どもたちの心の音が感じられる距離感で… 私も一緒に参加させてもら

【こども園】「わたしのワンピース」が教えてくれたもの

私たちは「自由な遊び」を大切にしています… 無限に広がる遊びを自由に子どもが作る時と場です… わたしが… あなたと… みんなで… どれだって良いのです…  そのために、デザイナーとして絶対に子どもの 先回りをしないことを徹底しています… 子どもの先回りしてしまう保育や育児を ある人は「カーリング保育・育児」などと表現します… 子どもの歩むべき道をきれいに整えることになぞらえていますが そう呼ばれる保育や育児の主体はデザイナーや親であり… 結果として、子どもの主体性を奪うことに

【こども園】ジ・リ・ツ

子育てもそうですが、我々保育教諭の仕事って… 突き詰めるところ、子どものジリツ「自立・自律」を促すことです… だからこそ、日々の保育の中で 何でも手を出して助けてあげるのではなく… あえて失敗を経験させたり、葛藤場面を与えたりするのです… 「自立」とは、自分で行うことであり、まさに独り立ちですね… 「自律」は、自分で決めることで、自主性とも言えそうです… きっと、自分らしい生き方とは、これに成り立つのでしょう… もちろん我々ゆめの森でも目指す大きな柱のひとつが「自主自律」

【こども園】待ちに待った今日

キリンさんやろくろっ首にも負けず劣らず… 私は首を長くしてこの日を待っておりました… お家や園でそれぞれの夏を過ごし久しぶりにみんながそろう日 夏は人を大きくすると言いますが、本当です! 小麦色に焼けた肌がそう思わせるのか… 引き締まった体のアウトラインからも大きな変化を感じます… 「おはよ~~~~~~!!」 登園するなり、みんないるであろうお部屋へ猛ダッシュする姿に 心を奪われる私… この日を待ちわびていたのは私だけではなかったのです… 照れくさそうに久しぶりの再会を喜び

【こども園】下を向いていこうぜ!

平安時代末期に編まれた歌謡集 『梁塵秘抄』(りょうじんひしょう) 遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子どもの声聞けば 我が身さへこそ揺るがるれ その昔、ある研修で出会った句ではあるが… そんな研修で紹介するものであるとすれば… 子どもの遊びが、何ら否定する余地のない… いわば遊びの肯定論だと受け止めたのは自然だろう… それから時が経ち、たくさんの子どもたちと出会い… 子どもと共に遊び、味わい深い日々を過ごすほどに… 自分の解釈は間違いではないだろうと感

【こども園】はじまった!たいく

新たな一歩を踏み出した… 保育教諭の日々の工夫された保育実践に加え… 義務教育学校の専門性も保育に活かす第3弾! デザイナーリーダー草野拓也さんによる運動遊びの時間です。 親世代が子どもだった1970~80年代に比べ、 現代の子どもは「50m走」「立ち幅跳び」「ソフトボール投げ」 といった種目の平均値がグッと低くなっているのです… 筋トレビッグ3といったら「スクワット・ベンチプレス・デッドリフト」 「走る・跳ぶ・投げる」といった動きのビック3ともいえる 最も基本的な動きの平

【こども園】もろもろ始まりました…

新たなお当番のお仕事が始まっております… 先日みんなで作った畑の畝に、さつまいもの苗を植えました… あれから登園して間もなく年長と年中のお当番ペアで出かけていくのです… 畑に水をやりに… 毎日の水やりが必要なのかも分からない我々が… いやその必要はないのかもと思っていたとしても… 晴れた日のお仕事として畑に行ってみる… 山本五十六の有名な言葉が頭をよぎる… やってみせ、させてみて、任せ、認めることで… 子どもたちの心の畑にも「責任」が芽生え 「自分事」として畑を見守りながら…

【こども園】この道いずこへ…

今日は、義務教育学校の低学年の子どもたちと一緒に… さつまいもの苗を植えるための畝づくりをしました… 長ぐつが吸い込まれるようなぬかるみの中で… せっせと畝を作りました… 命をいただくため、生きるために知るべき体験の始まりです… 「食」を支える大切な役割を担う農家さんの想いにふれながら… これからこの畑でたくさんのことを感じ考え気づいてほしいと思うのです… 農家さんが必死で自分の生活を守るために… 知恵を絞り、試行錯誤の上に今の栽培方法にたどり着いたのだろう… 血のにじむ

【こども園】今日はどの道を行こうか…

昨日までの二日間「すてきな四にんぐみ」と過ごす機会を得ました。 幼児教育の世界に身をおく者、志す者、すてきな四にんぐみでした。 子どもたちに幸せな人生を歩んでほしい。 話を聞く度に、その目的は皆同じだと感じました。 子どもたちが初めて出会う学びの場として、 初めて出会う先生として、 その子の人生の一端にかかわることの幸せと責任を胸に、 この四にんぐみは、その大きな目的に向けてどのような道を歩むのだろう。 ところで、目的や目標、ねらいや意図ってどう違うのでしょう? 「目的」を