【こども園】はじまった!たいく
新たな一歩を踏み出した…
保育教諭の日々の工夫された保育実践に加え…
義務教育学校の専門性も保育に活かす第3弾!
デザイナーリーダー草野拓也さんによる運動遊びの時間です。
親世代が子どもだった1970~80年代に比べ、
現代の子どもは「50m走」「立ち幅跳び」「ソフトボール投げ」
といった種目の平均値がグッと低くなっているのです…
筋トレビッグ3といったら「スクワット・ベンチプレス・デッドリフト」
「走る・跳ぶ・投げる」といった動きのビック3ともいえる
最も基本的な動きの平均値が低いのです…
原因は子どもたちを取り巻く環境の変化です…
一緒に遊ぶ「仲間」、自由になる「時間」、走り回っても差支えのない物理的な「空間」
いわゆる3つの「間」の急減です…
私がこれまで見つけたある公園の看板の数々ですが…
「まわりに迷惑となるボール遊びはやめましょう!」
「近隣の迷惑とならないよう、大きな声は出さないでください。」
「園内の木には登らないでください。」
「すべり台をかけあがらないでください。」
「芝生の上では遊ばない!」
「遊具等の持ち込みは禁止です。」
一体何をすればいいんですか?
公園に行ってベンチに座ってればいいんですかね?
公園って私の大好きな場所だったんですけど…
だとすれば、これらすべての裏返しがゆめの森の園庭である!
就学以降の学びや動きのぎこちなさにつながらないよう…
プレゴールデンエイジの幼児期に動きの経験値を高めるために…
ゆめの森は本気で取り組みます!
運動能力は5~6歳で80%程度決まってしまうとさえ言われています…
言い換えれば、生涯にわたって必要な「多種多様な動き」の基礎を
獲得するとっても重要な時期なのです…
確かに… その頃乗れるようになった自転車。
何十年と乗っていなくても絶対に今でも乗れる…
5歳の神経系にしっかり根付いているんですね…
やがて、12歳までにはほぼ100%神経回路が形成されていくのです!
これは大きな大きな課題です!
時代のせいにするのではなく…
私たち大人の工夫で乗り越えられる課題だと思うのです…
早くからひとつのスポーツに取り組ませる英才教育的なことではなく…
体を動かすことが楽しくて、自ら進んで体を動かす子どもを育み…
何よりはつらつと人生を豊かに末永く生きることができるよう
「多種多様な動き」の獲得と質を高めるためにです…
「体育人」を気取る私だからではありません!
この時代だからこそ…
「体育」をなおざりにもおざなりにもしてはいけません!
生きる力の基礎の基礎なのですから…
そんな思いを短冊に込めて…
「体の感性を高めて、体の声を拾い、自分の体と向き合える人になってね!」
神様、どうぞよろしくお願いいたします!