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ゆめの森 日々のNEWS

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学び舎 ゆめの森の日々の出来事、最新のニュースを掲載していきます。
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2023年7月の記事一覧

【取材#01】遊びに熱中する瞬間を、見逃したくない

認定こども園と義務教育学校が一体となり、0〜15歳のシームレスな学びを目指す「学び舎 ゆめの森」。認定こども園ではたらく佐久間デザイナー、新妻デザイナーに、日々の保育で感じていることを聞きました。 ※「学び舎 ゆめの森」では教師・保育教諭を「先生」ではなく「デザイナー」と呼んでいます。 少人数だからできる多様性あふれる保育 ―デザイナーとして大切にしていることは何ですか? 佐久間デザイナー:子どもが遊びに集中できる環境をつくることを意識しています。「探究」モードになる

【こども園】お知らせ

認定こども園「学び舎ゆめの森」デザイナー留学(職場体験会@新校舎) のお知らせです。 内容につきましては、広報チラシをダウンロードしご確認ください! 「学び舎ゆめの森」を感じてみませんか? 一人でも多くの「デザイナー」志望の方にお会いできることを楽しみにしています。

【日々の記録】 落書きを なぞりて独り 夏休み

皆さん、こんにちは。 夏休みが始まりました。大きなミッションを胸に子どもたちはそれぞれ一回こっきりの夏休みに旅立っていきました。ミッションとは、今しかできないことにチャレンジし、この夏のひとりひとりの物語を紡ぐこと。 休み明け、目を輝かせて、雛鳥の如くわれ先にと自分の物語を語る子どもたちの姿が、早くも目に浮かぶようです。楽しみにしているよ。 夏休み初日。あいにくの雨。職員室は寂寞として声なし。かすかにキーボードを叩く音のみ響いています。子どものいない学校は、どこか不完全で、

【日々の記録】4ヶ月の学び舎との別れ

終業式の前日に向け、役場エントランス組と住民福祉センター組はそれぞれ"ある準備"を進めてきました。長い準備を経ていよいよ迎えたのが「ありがとうの会」です。この「ありがとうの会」は、子どもたちが各施設の方への感謝の言葉をまとめたものをお渡しし、最後のお礼の挨拶をする会です。 長い施工を終え、いよいよ子どもたちを迎える準備を終えようとしている新校舎。それにともなって、私たちも4ヶ月の学び舎とお別れをすることになります。 二つの施設をお借りし、スペースを区切って複数の学年で学校生

【こども園】ホップステップジャンプ!

明日から夏休みに入る子どももいるため… 在籍児が全員そろって保育ができるのはしばらくお休みとなります… ならば、夏の思い出づくりとして「スイカ割り」をしました! それぞれの勇姿をご覧ください! すくすくの子どもたち… スイカは知ってます、もちろん!  でも… なんでこんなところにスイカがまるごとおいてあるの…? なんかぼうをわたされた… スイカまであるけって…? そしたら、きゅうにみんなで「いけぇ~~~!!」って…? なにを? えっ、スイカをたたけっていうこと…?

【行事】自画像ワークショップを開きました

ゆめの森で、その道のプロをお招きして不定期に開かれる「ワークショップ」。今回の似顔絵ワークショップは、ゆめの森へ何年も足を運んでくださってる画家の蟹江杏さんが主催です。アトリエANZの皆さん、「かもめの本棚」編集の村尾さんもお手伝いして下さいました。 机に並んだ絵の具、クレパス、クレヨン、紙コップ、スポンジ、はさみ、のり、そして2枚の大きな画用紙。自画像ならなんとなくでも描ける気がしますが、なんとなくで描いても面白くありません。画家である杏さんが、今回のために「二つのルール

【日々の記録】7/18 大熊に出会う。大熊とつながる。大熊で続ける。

皆さん、こんにちは。 ここ大熊では、トンボが大発生。朝学校にきてみると、壁一面トンボだらけです。歩けば、体の至る所にトンボがとまってきます。ああ、これが大熊の風物詩なのかと一人納得していたところ、「そんなことはない。今年は異常だ。」とのこと。 休み明け、トンボの異常発生に案の定、大騒ぎの子どもたち。みんな元気だね。よかったよ。 さて本日も、先週の金曜日に引き続き、ネイチャーラボを行いました。本日訪れたのは佐藤亜紀さんのご自宅です。亜紀さんは大熊町在住のミュージシャンであり、農

【こども園】トンボの眼

今朝出勤すると、駐車場やらエントランスには… びっしりとトンボが羽を休めているのでした… まるでどこかの国際空港のようです… 比較的に空梅雨で水辺の水温が上がり羽化を促したのか…? 原因が分からないのは若干不安… トンボは害虫を食する益虫ではありますが… こんなにいると正直気持ちの良いものではありません… でも、子どもたちは… トンボが自ら服にくっついてくるので網いらずでゲットできます… トンボの「眼」 みなさんご存じのとおり、個眼が一万個以上集まってできています…

【日々の行事】7/14 横様に 岩魚喰む子の いとけなし

皆さん、こんにちは。 本日は、5•6•9年生ネイチャーラボ1回目を開催いたしました。「ネイチャーラボ」を簡単に説明いたしますと、大熊の自然の中でたくさん発見して、たくさん遊んで、、んー、要するに地元大熊町を五感で学んで楽しんじゃおうというゆめの森独自の学び特別企画なわけです。下級生は既に町探検でいろいろな場所を探索しているのですが、上級生は今回が初めての町探検です。曇り空が少々心配ですが、みんな元気にいざ出発!のどかな田園風景の中、ゆめの森探検隊が賑やかに進んでいきます。

軽井沢風越学園で開催された「学びのかたちをつくる会#01」に参加!

はじめに皆さまこんにちは! 2023年、福島県大熊町大川原地区に開校予定の大熊町立学び舎ゆめの森を設計するチーム「アーキシップスタジオ・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」メンバーの塚本です。 「アーキシップスタジオ・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」は、2020年9月にプロポーザルで選定頂き、大熊町と共に議論を進めながら2021年10月までに基本設計・実施設計を完了しました。2023年6月現在学び舎ゆめの森は大熊町大川原地区で建設をしている最中です。 参加

【日々の記録】”カミキリムシ”の青

月曜から始まったプールは、早くも本日が最終日でした。もれなくプールが大好きなみんなです。今日はいつも以上の元気さでプール学習に取り組んでいました。 写真のように、みんな楽しく水泳学習を終えることができました。またみんなでプールに入れるのは来年です。次の夏が楽しみですね。プールをお貸しくださった富岡小・中学校の皆さん、本当にありがとうございました。 〔1・2年生 生活科〕 下の写真にはある虫が隠れています。どこに隠れているか分かりますか? 今日の1・2年生の学習は「いきも

【日々の記録】絵の具を使わない絵

3年生国語では『気もちをこめて「来てください」』の学習を行っています。その中で開催したのが「キャップでフラワー」。ゆめの森職員室やこども園さんでキャップを集め、きれいにあらったものを乾かして絵を作ることにしました。来てもらう人が楽しめるよう、気もちをこめて長い時間準備を進めてきました。 今回来てくださいのお手紙を受け取ったのは1年生の皆さんとお家の方。集まったキャップを色分けしておき、花や空を作りました。作成中も「花にとまるちょうちょを入れたらいいんじゃない」「ここに黒い花

【こども園】ミニミニ野馬追?

相馬野馬追に出陣した大熊町騎馬会が… 昨年、震災後初めて大熊町に凱旋! 町内で12年ぶりとなる帰り馬行列が行われたのでした… 今年もその季節がやってきました… 沿道にはそれを知らせる旗が並び… 午年の私も気持ちが昂るというものです… 昨年、初めて凱旋パレードの事務局として参加させていただきました… 「すいません、大事な役をお願いしたいんです!」 「俺初めてだけどいいの?大丈夫?」 「はいっ、ぜひお願いしたいんです!」 「OK!じゃぁ任せて!」 角スコップとビニールで覆った段

【日々の記録】7/11 「できない」は「できる」の元

皆さま、こんにちは。 今日も気温がぐんぐん上昇し、プール日和となりました。 昨日に引き続き、今日も富岡小にいざ出発! 「プール大好き!」子どもは口を揃えていいますが、もちろん、ただ遊びに行く訳ではありません。今日の目標は、一人一人「できないこと」を「できるようにすること」です。課題はもちろんそれぞれです。水に潜ることができない児童、ビート板なしでは難しい児童、あと少しで25メートル泳げる生徒。 基準は一つではありません。とにかく自分の「できない」を克服することが、本日のミッシ