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ゆめの森で大事にしていきたいこと

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ゆめの森が描く教育ビジョン、現場からのレポートなどについて掲載していきます。
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2023年8月の記事一覧

【こども園】職人ここにあり(藤川優佳理)

ただいま、お預かりしているお子様の安全を確保した上で、 新たな学び舎へのお引っ越し作業を行っています… 全面養生されていても、什器や遊具、用具が搬入されると… だいぶ雰囲気が変わっていきます… 我々同様、建物自体もウキウキしているようにも感じます… やはり、ここ学び舎ゆめの森はただの建物ではなく… 子どもたちとデザイナー、またはここを訪れる方々が学び多き時間を共に過ごす… 「学び舎という道具」であり、「ゆめの森という遊具」なんですね… 創る側の責任として、建築家が意図を込めた

【取材#04】「こうでなければならない」からの解放(増子 啓信)

認定こども園と義務教育学校が一体となり、0〜15歳のシームレスな学びを目指す「学び舎 ゆめの森」。ゆめの森創設にあたり、増子啓信GM(副校長)が考える教育方針、子どもたちの「個別最適な学び」への取り組みについて、お話をお聞きしました。 ※「学び舎 ゆめの森」では副校長を「GM」と呼んでいます。 「子どもたちのために、何ができたのか」 ―ゆめの森の構想に入る以前は、福島県の小学校教師として、また教頭として、ずっと現場で教えてこられたんですよね。 全校生徒の多い、いわゆ

【取材#03】「ノーチャイム」からはじまった“私”の物語(半谷真由香)

認定こども園と義務教育学校が一体となり、0〜15歳のシームレスな学びを目指す「学び舎 ゆめの森」。2023年4月の開校と同時に赴任した半谷真由香デザイナーは、ゆめの森の教育方針・コンセプトにはじめは戸惑ったといいます。開校から3ヶ月が過ぎ、子どもたちと触れあう中でどのような気づきがあったのか、お話をお聞きしました。 ※「学び舎 ゆめの森」では小学校教諭を「デザイナー」と呼んでいます。 「チャイムで着席」の常識が覆されて ―赴任した当初、ゆめの森の教育方針をどう思いました

【取材#02】「幼児教育の都づくり」がはじまる(渡辺滝)

認定こども園と義務教育学校が一体となり、0〜15歳のシームレスな学びを目指す「学び舎 ゆめの森」。認定こども園の渡辺滝マネージャー(副園長)が考えるゆめの森の在り方、デザイナーと共に目指す学びについて、お話をお聞きしました。 ※「学び舎ゆめの森」では副園長を「マネージャー」と呼んでいます。 夢は体育教師だったはずが・・・ ―もともとは体育教師を目指していたと伺いました。なぜ幼児教育に方向転換したのですか? 幼児教育の世界に入るとは、まったく想像していなかったです。バレ

【告知】学び舎ゆめの森 完成建築見学会を開催します!

はじめに皆さまこんにちは! 2023年、福島県大熊町大川原地区に開校する大熊町立学び舎ゆめの森の設計チーム「アーキシップスタジオ・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」メンバーの塚本です。 「アーキシップスタジオ・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」は、2020年9月にプロポーザルで選定頂き、大熊町と共に議論を進めながら2021年10月までに基本設計・実施設計を完了しました。 2021年12月末に着工してからも大熊町や施工者である大成建設と様々な議論を重ね、2023

【2023年7月25日】学び舎ゆめの森の先生向け建築見学会レポート

はじめに学び舎ゆめの森について 皆さまこんにちは! 2023年、福島県大熊町大川原地区に開校する大熊町立学び舎ゆめの森の設計チーム「アーキシップスタジオ・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」メンバーの塚本です。 「アーキシップスタジオ・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」は、2020年9月にプロポーザルで選定頂き、大熊町と共に議論を進めながら2021年10月までに基本設計・実施設計を完了しました。 2021年12月末に着工してからも大熊町や施工者である大成建設と