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ゆめの森 日々のNEWS

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学び舎 ゆめの森の日々の出来事、最新のニュースを掲載していきます。
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2024年3月の記事一覧

【こども園】大好きなあなたへ…

あなたの笑顔にいつも癒されました たくさん食べて たくさん寝て たくさんケンカして たくさん怒って たくさん泣いて たくさん遊んで たくさん笑って あなたからたくさんの喜びをもらいました あなたが初めて出会う学び舎がここでした あなたのこれからの人生の一端にかかわることができたこと わたしはとってもうれしい ありがとう いつか大きな「ゆめのたね」をまいてください 離れていてもずっとずっと大好きなあなた だから最後はあなたの背中に いってらっしゃいっ! またいつでも

【行事】令和5年度離任式

皆さん、こんにちは。 昨日の雨と打って変わり、本日は素晴らしい晴天に恵まれました。 からりとした青い空の下、身体を伸ばし、大きく息を吸い込みます。 肺から取り込まれた酸素が、身体の隅々まで運ばれ、細胞一つ一つが活性化することがイメージできるような気持ちよさです。 「代謝」。6年理科で習ったことを思い出します。 さて、澄み渡る空の下、本日9時より学び舎ゆめの森では離任式が行われました。 春休み中ではありますが、児童生徒、そして卒業生まで元気に登校です。 「これより学び舎ゆめ

【行事】令和5年度修了式

皆さん、こんにちは。 本日学び舎ゆめの森本の広場において、修了式が挙行されました。 義務教育学校の全児童生徒22名、無事今学年を修了いたしました。 今までゆめの森を応援し、支えてくださった全ての方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。 本当に本当にありがとうございました。 さて、皆様と本日のゆめの森の修了式の様子を振り返りたいと思います。 「はい!スイッチオン!」 デザイナーの掛け声で、児童生徒の背筋がピンと伸びます。 やる時は、やる。それがゆめの森。 きちんとけじ

【こども園】初!学び舎ゆめの森卒園式

本日、認定こども園「学び舎ゆめの森」から 第1号となる卒園児が巣立っていった。 自信に満ちた、凛とした美しい姿で… 数々の思い出があり、振り返れば言葉があふれてくる… ならば、私はこの言葉に全てを込めたい! 卒園するあなたへ たくさんの思い出を「ありがとう」 これからもずっと、あなたの応援団の私たち… 学び舎ゆめの森園長の式辞を全文掲載いたします。 令和5年度卒園証書授与式  式辞 ~魔法の指先から 湧き出る泉から 新しい何かを作り続けよ~  暖かな陽気に桜のつ

【日々の記録】1年のおわりに向けて

〔1年生 図工〕 数々の名作が誕生した1年生の図工も、いよいよ今年度最後の授業となりました。 最後のテーマは「一緒にお散歩にいきたいもの」をねんどで表現すること。先日の「のってみたいな いきたいな」というテーマも子どもたちの創作意欲をくすぐるものでしたが、今回のテーマもとてもユニークです。子どもたちは一体どんなものとお散歩にいきたいのでしょうか? 最後の最後まで名作を生み出し続けた1年生。どれもおさんぽ相手への愛にあふれた造形作品となりました。 自分の中にある作りたいもの

【日々の活動】湯気の出る非常食

皆さん、こんにちは。 この1週間、地震が多発しています。 真夜中、気持ちの悪い横揺れに続き、突然ドンっと強い縦揺れが襲います。 これには何度経験しても慣れるということがありません。 揺れがおさまった後も、しばらく胸のざわめきは静まらず、 「もし・・。」「仮にこのまま・・。」 悪い妄想がしばらく頭を巡ります。 地震災害など起こらぬ事に越したことはありませんが、ここ地震大国日本ではそうも行きません。残念ですが、いつか必ず起こる事なのです。 備えあれば憂いなし。 神仏に祈りを捧

【日々の記録】「世界平和」への糸口

皆さん、こんにちは。 有名なこの句をどこかで耳にした方も多いと思います。 何だか句の調子から、老境の作者が郷愁にかられて詠んだものと思っておりましたが、なんと中村草田男31歳の時の作品です。 ちょっと興味を持って調べてみますと、昭和6年、草田男が雪の降るなか青山の母校を訪れた際、下校する子供達の姿に着想をえて詠まれたものだそう。 この句に刺激されここで私も、一句。 電波あり 世界は近く なりにけり 間違いなく愚作ではありますが、なぜ中村草田男までご登場願って、冒頭こんな

【お知らせ】3/16(土)心に花を咲かせよう合唱団コンサート開催

東日本大震災の後、歌声は多くの人の心に寄り添い、支えとなりました。 本合唱団は、2011年に東京芸大の声楽科の学生さんをはじめとしたプロの方々で結成され、宮城、岩手の学校や仮設住宅でのコンサートやワークショップを毎年重ねてきました。2020年には初めて福島県内でのコンサートが企画されるもコロナ禍で中止に。今回、初めての福島県内でのコンサートがゆめの森の図書広場を会場に行われます。 みなさんがご存じの名曲が、約30名のプロの合唱でどう響くのか。いまからとても楽しみにしています。

【日々の記録】美味しい苺を育てるために

【6年 家庭科】 6年生家庭科では最後のまとめの活動としてぞうきん縫いを行いました。ミシンの扱いにも慣れてきた様子、と思いきや一部の雑巾はすっぽり手が入るほど縫いしろが残っています。笑いながらそのことを指摘すると、「ここに手を入れて掃除できるから便利なんだ」との返事が。実用性の重視も忘れていません。 今回作成した雑巾は、これから先生方に感謝の気持ちを込めてプレゼントする予定だそうです。 いよいよ1年間のまとめに向かう時期。この雑巾達で学校をきれいにして、すっきりとした気持

【行事】学び舎ゆめの森卒業式

皆さん、こんにちは。 本日、学び舎ゆめの森より二人の卒業生が巣立ちました。 記念すべき「学び舎ゆめの森第1期生」です。 今日のnoteでは、ゆめの森GM南郷市兵の式辞と、二人の卒業生による答辞を全文掲載させていただきます。 令和5年度卒業証書授与式 式辞 ~ 自由に生きよ ~  あたたかな春の訪れを感じるこの佳き日に、大熊町長吉田淳様、町議会議長仲野剛様をはじめとしたご来賓の皆様、保護者の皆様に見まもられ、ここ大熊の大地において、実に13年ぶりとなる、卒業証書授与式を挙

【日々の活動】千年続く物語

皆さん、こんにちは。 寒さの底に、春の胎動を感じる毎日。 この時節になると、中学の頃学んだ大岡信の詩を思い出します。 この詩のモチーフは変調され、ゆめの森演劇「きおくの森」の中にも登場しました。 「春はね・・、冬の喜んだ姿なの。春は冬の笑顔。」 青の少女のセリフです。 昨日、私たちは大熊町の3.11の集いに参加しました。 青空の下、からりとした風に吹かれて天を舞う色とりどりの折り鶴を見上げ、眩しい陽光に目を細めながらも、心はやはり「あの日」を漂います。 「あの日」を知らぬ

【日々の記録】”もくとう”について

今日は、新校舎に来て初めての3月11日です。 会津にいた昨年も、大熊町で行われた3.11のつどいに参加したゆめの森。大熊町に戻って仲間が増えた今年も、みんなで3.11のつどいへ参加することになりました。 今日のつどいに参加するにあたって心配だったのは、幼いみんなが黙祷の意味を理解しているのかどうか、ということでした。 そしてもう一つ、震災が起きたのは2011年。最上級生の9年生が2歳の時のことです。7年生でさえ0歳だった当時のこと、いまゆめの森に通う1年生から6年生は3

【日々の活動】本は心のどこでもドア

皆さん、こんにちは。 目を覚ませば、思いがけない雪。すっかり真冬に戻ったよう・・。 しかし、静々と出会いと別れの春が確実に近づいています。 わが学び舎ゆめの森では、3月13日に卒業式が挙行されます。 今年ゆめの森を旅立つのは、二人の9年生。 今までゆめの森の屋台骨を支え続けた、まさに私たちの巨星です。 「思い出に残る素敵な式にしたい。」 そんな想いをみんなで共有し、下級生もメリハリをつけて式典の準備に臨んでいます。 式典練習の静謐な時間、9年生の思い出と、下級生のこの一年の成

【日々の活動】「おいしい」までの過程

皆さん、こんにちは。 本日5・6時間目、ゆめの森は二つのグループに分かれ活動を行いました。 一つは、大熊の苺工場ネクサスファームでの花の摘み取り体験。 もう一つは、先日出荷した鶏の喫食体験です。 お陰様で、どちらの活動も実りある体験となりました。ご協力いただいた皆様、この場を借りて改めて御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 さて、本日のnoteでは、鶏の喫食体験活動をご紹介いたします。 5時間目、児童生徒はまず町役場に向かいました。 目的は、放射能検査の結果報