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ゆめの森 日々のNEWS

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学び舎 ゆめの森の日々の出来事、最新のニュースを掲載していきます。
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2024年2月の記事一覧

【日々の記録】 一生懸命「休む」

皆さん、こんにちは。 鶏との別れから一夜明け・・。 天気は昨日の曇天から打って変わり、今日は気持ちのいい青空が広がっています。児童生徒は、今日も元気です。 児童の内から湧き上がるエネルギーは、彼らを小さな感傷に留めてはおきません。 朝から縦横無尽に校内を闊歩しています。 さて、今日はお昼休みの様子を見てまわりましょう。 ポン ポン ポロン。 2階からピアノの音が降ってきます。 階段を上がり、仕切りの隙間から覗いてみると、ゆめの森の人気者があぐらをかいてピアノで遊んでいます。

【日々の記録】「ストーリー」と「ナラティブ」

皆さん、こんにちは。 以前、12月22日付のnote「掌上のいのち」とのタイトル記事に、大笹農場訪問の顛末を書きました。あの時譲り受けた10羽の雛は、紆余曲折を辿りながらも、無事成鳥となり、本日いよいよ出荷の日を迎えました・・。 始業前、寒風吹き荒ぶゆめの森農場。鶏小屋前で児童生徒が騒いでいます。 今までみんなでお世話した鶏を見送るため、集合したのです。 「寒っ!」「風つよ!」「あ、みて。こおり。」 児童たちの尽きぬ興味関心は、ある意味残酷です。 数名が手持ちのipadで鶏

【日々の記録】困っている人がいたら

先月実施した、能登半島地震の支援のための募金活動。お昼時の役場・linkる前にてたくさんの方にご協力を賜り、18万円を超える募金をお預かりしました。お預かりした募金を託したのが、東日本大震災で大熊町に多大なご支援を下さった富山SAVEふくしまチルドレン代表の川嶋茂雄さんです。 川嶋さんは本日ゆめの森に来校され、能登半島地震における救援活動についてのお話を頂きました。 富山県にご自宅がある川嶋さんは、今回の地震で十時間近く自宅から出ることができない状態が続くなど大きな被害を

【こども園】散る 散る 満ちる

最近見られる光景はというと… 保育室という枠を越えて… ゆめの森の中を散り散りに飛び出していく… 森の中を歩くように、森の中の「遊び場」を求めて… 子どもたちと見つけた場所でお気に入りの遊びを始めれば… 自然と集まる子どもや大人たち… またその逆もあって… 森の中の「遊び場」を求めて出かければ 森の中の「学び場」に出くわすことだってある… そこに足を止めるのではなく、 デザイナーの声かけによって手と足が動き出す… 「遊び」と「学び」の境界線は感じられない… すると、

【日々の記録】心に花を咲かせよう

〔2年生 生活科〕 2年生が手に持っている筒状の紙。まるで時代劇に出てくる巻物のようです。この巻物の正体は一体何なのでしょうか? この巻物を広げてみると、中には児童の手でまとめられた子ども時代の思い出がぎっしり!絵日記形式の思い出が貼りつけられています。その周りにも細かく絵が書き込まれ、芸術的な人生史となっています。 今回2年生のみんなが取り組んだのは、子ども時代の思い出をまとめること。小学校に上がる前、上がってからのこの数年間にどんなことがあったかな?思い出を振り返ったり

【日々の記録】今日の美味しい給食の献立は

みんな大好きな給食の時間。特に今月はみんなわくわくしながら給食を楽しみにしています。その理由は、ゆめの森後期生が考えた献立の日があるから! 今日は9年生二人が提案した献立。月曜日はめんの日です。二人からの提案が一致したみそらーめんスープを中心とした献立に、みんな食べるのが待ちきれない様子で列に並んでいました。いつも美味しい給食ですが、ゆめの森のみんなが立てた献立はやっぱり特別。豚肉がたっぷり入って野菜のうまみが溶け込んだスープはみんなでたくさんおかわりしました。主菜の揚げギ

【日々の記録】一度だけでも ダメ。ゼッタイ。

[6年生 レベルアップの時間] 創作工房に集まる6年生の姿。机の上を見てみると、粉と液体を混ぜて何かを作っているようです。 6年生が取り組んでいるのはスライム作り。作り方を知っている児童が先生となって、みんなで色とりどりのスライム作りに挑戦していました。混ぜるだけに見えるスライム作りも、適正量を正確に測ったり、混ぜ方に気をつけたりと一筋縄ではいかない様子です。ところどころで悪戦苦闘しながらも、スライム作りの先生に手助けをもらいながら全員が無事完成させることができました!

【日々の記録】筆の先から見えたもの

皆さん、こんにちは。 3連休明けから1日すぎて。 今日のゆめの森、いつも以上に賑やかです。 どうやらパワーが有り余っている児童が多い模様。 縦横無尽に本棚階段を駆け回る音が喧しく響いています。 「元気なのはいいけど、怪我だけは気をつけてよ。」 朝の会でしっかりとデザイナーに釘を刺されてしまいました。 先日も「行動にメリハリをつけよう」との呼びかけがあったばかり。 「楽しいこと」「遊ぶこと」は私も大好きです。 でも、「楽しむこと」と「ふざけること」は同義ではありません。 「楽し

【こども園】本物に触れる 本物を感じる

本日学び舎ゆめの森には本物がやってきた! 墨の香りに導かれアリーナに行ってみると… 義務教育学校のお兄さんやお姉さんが書き初めをしていました… どれどれ私たちも一筆ご披露いたします! 書き初めを終え担当デザイナーより本日の講師の紹介です… アリーナがホンモノの気配で包まれます… そこへ登場したのが 書道家でもあり書道アーティストの星湖(せいこ)さんです… いざ、星湖さんの心内を文字にした揮毫です… 星湖さんが一礼するとアリーナの空気は一変し… フゥッと息を吐いたと同時に

【日々の記録】わたし/あなたは地域の宝物

〔2月7日(水)の記録〕 月曜に降り積もった雪は、火曜のお日さまにもなんとか負けず水曜日の朝日に輝いていました。先日のnoteでも製作の様子をお伝えしたかまくら。立派な形を残している間にみんなで写真を撮ろう!と、朝の会が終わってすぐ校庭に走りました。 朝の通勤時間帯、ゆめの森校庭のすぐ目の前にかかる高速道路ではたくさんの車が行き来していました。「高速道路からも見えるだろうね!」「なんだあれーってびっくりしてるかも」と話すみんな。きっと、高速道路からこの様子が見えた人は子ども

【こども園】「声かけ」ではなく「ことばかけ」

昨年の末のこと… ゆめの森1年生と一日一緒に過ごし… 「さんすう」では、数字に触れる機会があって… 数字への興味が芽生えたことをきっかけに始めたカレンダー作り… 「8はここからこう書くんだよ!」なんて教えてくれた… はりきって始めたものの… 1年とは長いものです! お家にお渡ししている分と合わせて、本日カレンダー作りが終了しました! このカレンダー作りに取り組む子どもの姿から… この活動には大事なことがたっくさん詰まっていたように感じる… デザイナーも「させる」ではなく、 じ

【日々の記録】いざ!かまくら!

皆さん、こんにちは。 2月6日のことです。。。 いちめんの雪 いちめんの雪 いちめんの雪 いちめんの雪 いちめんの雪。 思わず山村暮鳥の詩をもじりたくなるような、いちめんの雪。 今日の朝の会のことです。デザイナーが開口一番 「今しかできないこと、やろうよ!」と児童たちに呼びかけました。 雪があるからできること、雪合戦に雪だるま。自動思考が続く中、 「そうだ。かまくら作ろう。」 そうだ。京都行こう。のコピーのごとく「かまくら」がポンと出ました。 思うは招く。早速行動。1時間目

【日々の記録】二つの節を分つもの

皆さん、こんにちは。 明日は2月3日。節分です。 節分といえば、鬼は外。福は内。パラパラパラと豆の音。 数珠つなぎに連想が進んでいくわけですが、はて、どうして鬼?まめ? 立ち止まって考えれば、「・・・。」 せっかくの機会ですから、少し調べてみましょう。 なるほど、節分とは各季節の始まりの前日なのですね。旧暦では立春に最も近い新月を元日とし、新年の始まりであることから、一般的に立春の前日に節分の行事が行われるようになったとのこと。・・じゃあ、豆は? 農耕民族である日本人にと

【こども園】あっちいけぇえええええ!!!

明日の「節分」を前に、本日豆まき会をしました… 季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、 邪気を払い無病息災を願う行事です… 私は、豆まきをしない「姓」の家系に生まれ、 本当に家で豆まきをした記憶はなく… だって、大好きだったじいちゃんがそう言い続けていたもので… ご先祖様のおかげで、家には鬼は来なくとも… 幼稚園や小学校に行くと毎年この季節になると鬼がやってくる… 幼心に社会とは恐ろしいところだと感じたものです… 鬼はどこから来るのでしょう? 鬼(邪気)が出入りす