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ゆめの森 日々のNEWS

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学び舎 ゆめの森の日々の出来事、最新のニュースを掲載していきます。
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2024年1月の記事一覧

【日々の記録】しなやかな体の先に。

皆さん、こんにちは。 相変わらず厳しい寒さが続いております。 体を縮こませ学外に出れば、ちらほらと寒空の下、散歩に励む地域の方々と行き合います。 「おはようございます。」 気持ち良い挨拶を交わし、行き過ぎる颯爽とした背中を見送りつつ、私の悪弊でその後ろ姿と自身の怠惰とをつい比較してしまいます。 「最近、運動してないなぁ・・・。」ダブついたお腹を撫で、心の中で呟きます。 皆さまはいかがでしょう? 寒さを口実につい、ダラダラとおこたで丸くなっていませんか? 唐突のようですが、私

【日々の記録】楽しさに賭ける。

皆さん、こんにちは。 今日のゆめの森note担当はおじさんライターです。今日もしばしよもやま話にお付き合いを。 日々子供の話に耳を傾けていますと、世代間に横たわる峻険を切々と感じるのがこの老ライターの特徴です。ゲームの話、音楽についてなど。同じ教室に呼吸をしながら、時に別の惑星に来たようで、薄ら笑いで話を聞きながら、心の中では冷や汗です。 ではマンガはどうでしょう。私の学童期は藤子不二雄。言わずと知れたドラえもんや、怪物くん。ここの辺までは共通の話題を楽しむことができます。し

【日々の記録】テクノアカデミー浜さんの元へ!

さやかな晴天の朝、今日もバスに乗り込む子供達の姿が見えました。今日は前回と方角が変わって北の方へ。向かうは原町にあるテクノアカデミー浜さんです。テクノアカデミー浜さんは職業能力の育成に特化した公共職業能力開発施設です。先日もゆめの森に来校いただき、ワークショップを開いていただきました。 初めてテクノアカデミー浜さんにお邪魔しました。上の画像に映る大きな空色の機体は、現在テクノアカデミーの学生さん達が作製している飛行機です! その機体に興奮した様子でさわる子ども達。この翼に

【こども園】森の声vol.1 はつらつさ (1歳児担当デザイナー 遠藤 友美)

1歳児担当デザイナーとして日々子どもと共に笑顔で過ごす森の住人にいくつか問うてみた。 ―どう、ゆめの森の「暮らし」は?― 「まだまだ慣れません。0歳から15歳が暮らす学び舎ゆめの森の建物については当然慣れてはいるけど、森の中で遊ぶ(過ごす)子どもをイメージしてゆめの森で遊んでみるとやっぱり難しい。義務教育学校の子どもたちも森の中で学んでいて、行った先で穏やかな学びの場面を見るとやっぱりためらっちゃう。遊びを通して学ぶ子どもと、遊び心をもって学んでいる子どもとではやっぱり違う

【日々の記録】グローブと、自由進度学習の様子

本日昼休み、図書ひろば本棚に並んだグローブを見て子ども達が目を輝かせていました。大谷翔平選手から贈られたグローブです。 昼休みに挙行されたのは、大谷選手からのグローブのお披露目式。贈呈に先立って、増子GMから大谷選手の言葉についてのお話がありました。 「あこがれるのをやめましょう。僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。」「人生が夢をつくるんじゃない 夢が人生をつくるんだ。」。児童にしてみればまだ抽象度の高い言葉もあるため、子ども達とデザイナーで言葉の意味をか

【日々の記録】エンジンの語源を紐解けば

皆さん、こんにちは。 唐突ですが、毎度の自分語りです。しばしお付き合いを。 私が学生だった頃。アパートを探そうと池袋にある不動産屋を訪ねました。対応した50がらみの店員が私に聞きます。予算は?と。山出しだった私は無邪気に3万円と答えました。群馬の実家近辺ではそのくらいで家賃で若い世帯が普通に生活している話を耳にしていたので。すると、50がらみは鼻で笑って言いました。 「そんなんじゃ、車の駐車場すら借りられんよ。」 そうして手元の帳面をパタリと閉じ、奥へ引っ込んでいきました。

【日々の記録】「能力」を見出す能力

皆さん、こんにちは。 職場などで「適材適所」という言葉をよく耳にしますね。念の為、小学館の辞書で意味を確認すると、「その人の能力に相応しい地位、仕事に就かせること」と説明されています。語源は字の通り伝統的な建築現場における木材の使い分けからきました。 家屋を形成する木材をどう配置すると最適か考え、木の性質にあわせて作りあげることを「適材適所」と表現したものが、次第に人事についても用いるようになったようです。 この「適材適所」という言葉を聞くと、思い出してしまうエピソードがあ

【こども園】 「間」

最近の朝の様子です… 私はこの姿が大好きです! 登園してきた順に遊びが始まり、仲間の遊びに目をやり… 集まり真似する者、目もくれずに真っ先に自分の遊びに向かう者 やがて散り散りになっている子が徐々に同じ空間に集まってきて… 0歳から年長児までがごちゃごちゃしながら穏やかな時間を過ごす… 目安の時間はあっても、子どもたちの遊びの様子や状況に目と心を配り… 時間を見極めるのです… 昨今、子どもたちから失われつつある「時間 空間 仲間」 子どもがより良く成長していく上で、 この三

【日々の記録】遠き山に日は落ちて

先日ゆめの森に素敵なバイオリンの音を響かせて下さった嶋田さんと久しぶりの再会です。 今日はバイオリン、ヴィオラ、チェロ、声楽、指揮者とプロの皆さんによる「大熊クラシック」の皆さんが来校して下さいました。12月には杜のピアノ三重奏団の皆さんの演奏を楽しんだみんなですが、今日は弦楽器の多重奏を初体験です。 弦から奏でられるメロディーに耳を澄ませると、何人かがすぐに「あ、この曲は」と気がついた様子です。 曲名は「遠き山に日は落ちて」。その正体はドヴォルザーク作曲「新世界より」第二

【日々の記録】渾身は美。骨惜しみは醜。

皆さん、こんにちは。 本日も晴天なり。しばらく風邪でお休みしていた児童も、少しずつ復活を遂げ、今朝はいつも以上に賑やかな朝の会となりました。 幾分以前よりほっそりした顔で登校する復活組に、明るい声がかけられます。 「おかえりー!」「待ってたぞー!」 再会に歓喜する児童たちの元気な声に、こちらまで気分が上がります。 ちょっと想像してみてください。 もし仮に皆さん自身が風邪で長期間仕事に穴をあけ、寛解し、病み上がりの体を抱え職場に戻った時。「あ、今日はいるな。」の一瞥ではなく、「

【日々の記録】募金活動へのご協力、ありがとうございました!

昨日までの寒さも和らいだ今日、児童昇降口に5・6・7年生の姿がありました。今月1日に発生した能登半島沖地震災害支援のための募金を行うためです。5年生はlinkるへ、6・7年生は役場へと出発しました。 先日は赤い羽根共同募金のためのご協力を呼びかける活動を行いましたが、久々の活動ということもあってかはじめは声が少し小さかったみんな。ですが、子ども達の呼びかけを受けて募金をしてくださる方が集まり、「ありがとうございました」とあいさつをする度に少しずつ声が出るようになったようでし

【日々の記録】 Yesか、Noか。

皆さん、こんにちは。 かつてTBS放送で長年親しまれてきた「まんが日本昔ばなし」。アラフォー以上なら「あ、あれか。」と膝を打つ方も多いと思います。・・市原悦子と常田富士男の味のある声色。「坊やよい子だねんねしな♩」で始まるオープニング曲・・。土曜夜7時からという放映時間帯も相俟って、毎週楽しみにしていた記憶があります。 中でも一つ、なぜか鮮烈に印象に残っているお話があります。遠い記憶から手繰り寄せ、一つ皆さんにご紹介したいと思います。 私事ですが、当時私の家にも些細な嫁姑問

【日々の記録】大人と子どもの境界線

皆さん、こんにちは。 朝起きて、眠い目を擦りつつえいやとカーテンを開ければ、うっすらと雪景色。 「えっ、雪。」 侘しい独り住まい。伝える相手はないけれど、思わず声に出してしまいます。大きな独り言。きっと私同様、声をあげてしまった方も多いと思います。 「えっ、雪。」でも、「あっ、雪。」でも文言は構いませんが、今皆さんの頭の中で、このセリフはどんな声色で再生されたでしょうか? いかにも面倒だという声色で再生された方。あなたの心は子供の頃の瑞々しさを失っています。残念! ・・という

【こども園】うっすら白く覆われた森

私は、ゆめのもり君には一番にご挨拶できる機会が多く… 今日も誰もいないゆめのもり君に会いに来ましたら… あらっ! 雪化粧をまとっておりました… 雪化粧とはいってもうっすら、ナチュラルメイクってとこですかね? でも歩くとキュッキュッ!っと音を立て… 振り返れば私だけの足跡が…  まっすぐだと面白くないからウネウネ歩いてみたりして… ところどころジャンプして歩幅を大きくし… 子どもたちがたどってみたくなるような足跡にしてみぃ~っぺ そうやって子どもたちの姿を想像して動いてみると