開演直前の様子です。全員に用意された特別な衣装に身を包み化粧を終え、最後の円陣を組みます。ゆめの森演劇WSでは恒例となった、全員で手をつないでパワーをまわし増幅させていくスペシャル円陣です。関口さんの伴奏の元、最後の歌の練習も終わりました。
すでに客席にはお客さんが入っています。
いつも一緒のデザイナーと一緒に衣装の最終チェックを行い、デザイナーや友達とパワーを分け合っていざ舞台袖へと向かいました。
客席には、観劇に来てくださった200人にも及ぶお客様がずらり。
関口さん、蟹江杏さん、アトリエANZの皆さん、音響の和田さんを初めとするスペシャルサポーターも配置につき、いよいよ劇の幕が上がりました。
劇本番の写真と共に、それぞれの場面のセリフや動きを簡単にお伝えします。
ご観劇くださった皆様は本番を思い出しながら、初めて演劇「きおくの森」にふれる方は舞台の様子を想像しながらお読みください。
「過去の男」役こと本校マネージャーの小澤が児童の手を取り、カーテンコールです。
長かった緊張から解放された様子のみんな。
喜びでいっぱい、というよりもむしろ安心した表情でご挨拶をしていました。客席に家族の顔を見つけてにこっと笑う児童も。
裏方を支えたデザイナー達も合流し、今回の演劇の歌をみんなで合唱しました。
出演者・サポーター全員で「ありがとうございました!」と大きな声で御礼。子ども達は客席に手を振り、舞台を後に。
演劇「きおくの森」はこれにて完全に幕を閉じました。
演劇「きおくの森」
脚本・演出:木村 準
音楽:関口 直仁
カブリモノオブジェ:ニシハラノリオ
舞台美術:蟹江 杏
終演後はみんなで肩を抱き合い、お互いのがんばりをたたえ合いました。
小さな身一つで、200名ものお客さんの前で役を演じるのはどれだけ緊張したことでしょうか。
午前のゲネプロで本番通りに通した彼らだからこそ知る大きな恐怖や不安がありました。
それでも、同じシーンのメンバーを、一緒に演劇を作り上げるみんなを、そしてこれまで頑張ってきた自分を信じ60分の劇を演じきりました。
お帰りになられるお客さんの表情を見れば、今回の演劇が大成功だったことは間違いありません。皆さん、本当に本当にお疲れさまでした!
今回の演劇は、ご協力下さった皆様、足をお運び下さった皆様、応援して下さった皆様のおかげで無事幕を閉じることができました。誠にありがとうございました!
ゆめの森の演劇はこれからも続いていきます。今後とも皆様の暖かな応援を賜ることができましたら幸いです。ゆめの森新作公演をお楽しみにお待ちください!