【日々の記録】子ども手づくりの絵本
ゆめの森メインエントランスを入ってすぐのところに、本の管理を行う図書カウンターがあります。
その図書カウンターの一角には、小さな本が並んでいます。サンタさんからの小さな注意書きには「ミニ本はかりられません ていねいにめくってよんでね」とのメッセージが。ここに並ぶ小さな本達は、全て児童の手づくりなのです。
ミニ本づくりが広まったは、5年生の児童が作り始めたのがきっかけでした。
企画、本文、絵、製本の全てを手がけた絵本は2作目3作目と続き、今もぞくぞくと新作が生まれています。小さなこどもが数え方を学べるよう工夫がつまった仕掛け絵本など、丁寧に作られたミニ本は他の児童たちの「私も作りたい!」という気持ちを呼び起こしました。現在は5年生2名、2年生1名が作成した7冊が並んでいます。
今日のnoteではその中から5年生の作品「お母さんのたんじょうび」をご紹介します。
焦げてしまったスポンジをなんとかするアイデアや、ケーキのデコレーションをチョコと生クリームで分けるなど発想がとても面白い一作です!「どうなっちゃうんだろう…」と読み手を惹きつけるお話の展開も、とてもよく構成されています。
何より素敵なのは、主人公の女の子の表情ではないでしょうか。「嬉しい」の表情一つを取っても、さまざまな表情で主人公の感情を表現しています!
今回紹介した「お母さんのたんじょう」をはじめ、子ども達の力作は図書カウンターにて展示中です。ゆめの森に足を運ばれた際はぜひお手に取ってご覧下さい!