今日の学び舎ゆめの森は、いつも以上に充実した一日でした。
たくさんの素敵なゲストに出会い、素敵な時間を共有し、たくさんの思い出を作りました。この思い出を栄養にして、私たちは太く、大きく育っていきます。本日学び舎ゆめの森にお越しいただいたゲストの皆様、本当にありがとうございました。

昨日のこと。リンクル大熊の駐車場に不思議なリアカーを職員が発見。そこにいたお二人にお話を聞いてみたところ・・。なんと二人は徒歩でリアカーを引いて、日本一周の旅の途中とのこと。え？え？どういうこと？すぐには理解しづらい驚きのお話に、そこにいた職員たちは興味が尽きません。こんなにもユニークな人の面白い話、ゆめの森の子どもたちにも聞かせたい！そこで、無理を承知で学校訪問をお願いしたところ、何とお二人は快く引き受けてくれました。やったね！
そして、迎えた今日。学校横に停めてある不思議リアカーに、登校してきた子どもたちも早くも興奮気味です。「え？何これ？」「スリッパ屋さん？」「道具がいっぱい積んである！」
1時間目から、二人の旅人のワクワク出張授業の始まりです。
スペシャルゲストのお名前は、「しょうきさん」と「あきさん」。日本一周を目指して、昨年の２月に故郷兵庫県を出発。総重量250キロ以上のリアカーを引き、日本海を北上。北海道を一周し、今度は太平洋側を南下中。これだけでも驚愕ですが、何と二人の目的はもう一つあります。それは道中ゴミを拾って、日本のゴミゼロを目指すこと。二人の思い、行動力に一同ただただ感動です。子どもたちからも質問が尽きません。「どこに寝るの？」「ご飯、どうするの？」「ケンカしないの？」・・お二人の旅の詳細をお知りになりたい方は、インスタグラム「ふたりあるき」で調べてください。お二人は今後、さらに南下を続け旅を続け、目標達成にはあと3年ぐらいかかるとのこと。
授業のほかに、一緒に地域のゴミ拾いをしたり、そのほかに給食、何と鬼ごっこまでお付き合いいただきました。本当にありがとうございました。お二人の旅の安全と目標達成を心からお祈りいたしております。

2時間目は、地域の方と七夕飾り作りを行いました。まずは、ゆめの森オリジナル名刺で自己紹介。その後、地域の方に作り方を教えてもらい、七夕飾りの足になる「輪っか」を協力して作りました。
「ノリは、こうやって・・。」「一人でやるより、合体した方が早いよ。」「こっち、あと二つ助けて！！」
普段は少し甘えん坊の一年生も、こども園の園児にはしっかりお兄さんです。みんなで工夫して、協力して、たくさんの輪っか作りを完成させました。地域の人たちとも元気にハイタッチ！ゆめの森の仲間がまたまた増えました！

午後は、いちごジャム、いちごミルク作りです。大熊の商業施設内にあるおおくマートの人気店「レインボー」のマスター直伝のいちごジャム、いちごミルクを伝授してもらいます。大熊名物の甘いいちごをふんだんに使って作ります。
「甘いにおい！」「包丁はお家でも使うよ。」「かき混ぜるのは、少し疲れるなあ。」大好きないちごジャムも、いちごミルクも、いざ自分で作るとなると楽しいけど大変です。「甘さはちょうどいいかな。」味見も大切な過程です。でも、・・あれれ、ちょっと味見しすぎじゃない？
最後は、みんなで作ったいちごミルクで乾杯！お土産にジャムをたっぷり詰めて、お持ち帰りしました。みんなの美味しい頑張りを家族と共有するのが宿題です。
レインボーのマスター、本当にありがとうございました！！