見出し画像

【学校紹介】外の遊具で「まなんであそぶ」

遊びながら学べる場所として、遊具はとても大きな存在です。
遊びながら学べる工夫が随所に施されているゆめの森には、とても興味深い遊具がたくさんあります。外から見て一際目を引くのは、巨大な網で作られたこの不思議な遊具ではないでしょうか。

漁に使われる網にも見えます

まるで漁の網にも見えるこの遊具は、通称ゆらゆらネット。たくさんの白縄が丈夫に編み込まれ、一つの巨大な網のようになっています。2階・1階の両方に出入り口があり、子どもたちは階段を使わずにこの遊具を通して移動をすることもできます。
2階部分は網が張った状態になっていて、まるで大きなトランポリンのようです。数人で乗れば他の人の振動も加わり、子どもたちのはしゃぐ声も一際大きくなります。

はじめて遊ぶ際は怖がる様子を見せていた子どもも、友達から「ゆっくりで大丈夫だよ」「縄をしっかりつかむんだよ」と教え合いながら慣れていき、今ではニコニコ笑顔で遊ぶ様子が見られました。

公園や校庭の遊具には欠かせないジャングルジム・鉄棒・ブランコも設置されています。鉄棒で逆上がりの練習をたくさん頑張った!と笑顔で帰ってくる児童を見て、デザイナー達もとても嬉しい気持ちになりました。

他にも1階と2階をつなぐ遊具があります。それがこちらのボルダリングです。
子どもが登りやすいようホールドが絶妙な位置に配置されていて、はじめて挑戦する子どもたちもすいすい登っていきました。今は登ることだけでも楽しいですが、段々と慣れていく中で「もっと早く登りたい!」「もっと難しいボルダリングをやってみたい!」など、新しい挑戦が生まれていくかもしれません。先日のこども園さんのnoteにもありましたように、人間の幼少期に行う運動は生涯の健康に大きく関わってくるものです。子どもがめいっぱい楽しく体を動かせる工夫の大事さを再認識しました。


読書×iPad=?

現在約2万冊の本を所有するゆめの森。休み時間など読める本のバリエーションもぐんと増えました。
1年生の児童は本を読んで新しく知った知識をiPadで撮影。アプリを使ってクイズ形式にまとめ、友だちに出題するためです。本の楽しみ方も、iPadなどを活用すればまだまだ広がっていくものなのだと驚かされます。

後ろの棚にはどんな本棚がつくられるのでしょう

全ての棚を合わせれば5万冊の図書を収蔵できるゆめの森。現在はまだ空いている棚もたくさんあります。ゆめの森くんがさびしくないよう、現在ゆめの森総員で本校伝統の「My ベスト本棚」を作成中です。自分の好きな本・おすすめの本・読んで欲しい本を集めた棚を作ります。すでに昔から読んでいる絵本や、妹の好きな絵本を入れてくれた児童もいます。
教員主体の読書指導よりも、ビブリオバトルのような子ども同士の読書経験の共有の方がより活発な読書活動を促せることもあります。ゆめの森の恵まれた読書環境を活かして、子どもたちが本の面白さに触れられるようにしたいです。