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【行事】令和6年度着任式

春陽の候、このnoteをご覧の皆様におかれましては、ますますご壮健のことと拝察いたし、お慶びを申し上げます。

さて、本日より新年度。
学び舎ゆめの森には新たに12名のメンバーが着任されました。
既存のメンバーと着任した12名のメンバー。今度どのような化学反応が起こり、どのような未来が紡がれていくのか・・。
私は、もう今からワクワクが抑えられません。

朝、ゆめの森正面玄関に新しいメンバーが集合です。
それぞれ千軍万馬のつわものぞろいですが、やはり初日は緊張の面持ちです。
失礼ながら「ピカピカの一年生」という言葉が浮かんできます。

午後、町役場での着任・服務の宣誓を終え、新メンバーがゆめの森に戻ってきます。緊張はまだほどけないものの、初日特有の「やつれ」は見えません。まずは、一安心。
2時半からは、義務教育学校、こども園交えての初任者紹介です。
ほんの広場の棚を背景に「ゆめの森シアター」がオープンです。

「この世は一つの舞台。男も女も皆役者に過ぎぬ。
ここに集いし諸君らは、今日をもって『ゆめの森物語』の劇作家であり、役者である。美辞麗句は要らぬ。ただこの森で大いに語らえ!」
きむじゅんの小芝居(?)で幕を開けた顔合わせ。
一人一人が今の思いを語ります。

「今日から社会人です!」
ゆめの森にようこそ!熱烈に歓迎するよ!

「皆さん、初めまして。今日が初出勤で、今日から社会人です。」
新採用のデザイナーの挨拶に会場がどよめきます。他にも、
「昨日大熊、富岡周辺を回ってきました。海の青さ、広さに心打たれました。」
であるとか、
「今日ここにきて中学校の恩師に再会しました。今度は同じ職場で働くこととなり、感激しています。」
のように、驚き、感動のエピソードが次々と出てきます。笑いに溢れた顔合わせが終了し、次は校内見学会です。

他に類を見ないユニークな作りの学び舎ゆめの森校舎。
昨年からいる私ですら、「今どこにいるんだっけ?」
迷子になりそうな校内です。
新メンバーを引き連れて増子GMがツアーをガイドします。

一つ一つの説明に思わず力が入る。

「ここはね〜。」
増子GMをはじめとした、多くの方々の願い思いがみっしり詰まった校舎です。自ずと増子GMの説明にも熱が入ります。
うんうんと頷きながら聞く新メンバー。
「ここをこんなふうに使いたい・・。」
目の前の空間に、まだ見ぬ児童生徒との活動を心の中で重ね、胸をときめかしている・・。
これは私の妄想ではありますまい。

明日は午前から職員会議。
いよいよゆめの森第2章が本格的に始動します。
増子GMがかつてより語る「こうあらねばならぬからの脱却」。
そう、まさにゆめの森はどなたにとっても「私が始まる場所」。
そこには子供も大人も区別はありません。
先人が築いた風土に敬意を払いつつも、どうぞ臆せず自身の夢、理想に向かって奮迅して欲しい。・・誠に僭越ながら新メンバーに願います。

温故創新。
新年度がいよいよ始まりまりました。