【日々の記録】7/4 鈴生りの 玉に映えたり 日焼け顔
皆さま、こんにちは。
前にお話しした、小さな野菜畑のミニトマトが赤く色付きました。他の野菜はまだ時間がかかりそうですが、初めて収穫したミニトマトに2年生は得意顔です。
なかなか大きくならない野菜苗に、肩を落としたこともありました。でも、小さなトマトが、彼らにとって大きな自信になったようです。
ひと針と またひと針と 夢ぞ継ぐ
我がゆめの森には、たくさんの芸術家がいます。その中で本日は、5年生の「作家さん」を紹介したいと思います。まず上の写真を改めてご覧ください。美味しそうな卵料理、小さな服、そしてペンケース、どれもこの小さな手から生み出された作品です。この他にも、針金で作ったキーホルダー、紙で作った小さなお菓子など名作揃いです。業間やすみなどすきま時間を使って創作を続けているとのこと。
「何かを作っている時間が楽しい〜。」「作る仕事がした〜い。」
彼女はほんわかと語りますが、その瞳は確実に未来を見据えています。「知ること」よりも「楽しむ」人には敵わない。論語を持ち出すまでもなく、彼女が真理を教えてくれます。彼女のこれからが楽しみです。
さて、3年生の活動です。今日のテーマは「長さを測ろう!」
もちろん、筆箱に収まる小さな物差しで長さを測ったことはあります。でも、50メートルは?体育の時間や運動会でよく聞く数字ですが、そんな長いもの、まだ測ったことがありません。朧げに「ここから、あそこぐらい??」の認識はありますが、正確に50メートルを測ったことはありません。
今日は自分たちの力で正確な50メートルを測ってみました。彼らの微笑ましいトライアンドエラーをお楽しみください。
学習し、理解しても、それを大切に頭の中に入れておくだけではもったいない。学習したことを使ってみて、今度はそれを他の人に分かりやすく説明することで、知識は自分自身の血肉になります。
教科書の「算数」が、こうして彼らの年輪になり、日々太く強くなっていきます。
好きになること、楽しむこと。これ以上に何事も上達の近道はありません。
みんな一人一人の「楽しい」を大切にする場所でありたい。
切にそう、願います。