2023年9月2日(土)に、学び舎ゆめの森 第1回グリーン留学（入学・入園説明会）を開催しました。このイベントは、学び舎ゆめの森への入学・入園を検討されている方、興味を持っている方、新しい教育に関心のある方を対象とし、学び舎ゆめの森の教育を体感していただく機会として、今後も随時開催する予定です。
今回、大人32名、お子さま16名、合計48名の方に参加いただき、楽しんでいただきました。当日のレポートをお送りします。

学び舎ゆめの森の専任アーティストであるきむじゅんデザイナー司会のもと、全員参加型のワークショップからスタートしました。
「まずは全員名前順で並んでみましょう！できるかな？」と、大人も子どもも混ざり合って、下の名前順で一列に並びます。並び終わったら、順番に隣になった方の名前を愛着をもって呼ぶというワークショップをしました。
はじめはドキドキしていた子どもたちもはじめて出会う大人の方に挨拶をしていくうちに笑顔で一列に。全員が一言ずつ名前を言った後は、会場が笑顔に包まれました。

会場のみなさんが学び舎ゆめの森の仲間になったところで、第1部がスタート！いよいよ学び舎ゆめの森ツアーとして、４つのチームに分かれて新校舎を見学いただきます。
それぞれのチームにGM、デザイナーがつき、校舎設計に込められた学びへの想い、工夫が凝らさているポイントについてお話しながら回っていきます。ツアー中も「木の香りがする〜！」「へー。こんな風になっているんだ」という声が聞こえてきました。
今回は認定こども園対象年次のお子さまが多かったため、認定こども園エリアでは、渡辺滝GM（副園長）から保育に関する園としての工夫や、通常の幼児教育との違いを全チームにお話しました。

ゆめの森ツアーのあと、保護者の方々からは「建物を回るだけでワクワクした〜！」「こんな校舎が子どもの頃にあったらどんなに楽しかっただろう！」「感動しました。」などの声がありました。子どもたちも、楽しそうに校舎の中を探検する姿が見られました。

休憩を挟んで、いよいよ第2部では保護者の方向けの「ゆめの森 探求説明会」。その間、子どもたちはデザイナー（保育教諭、専任アーティスト）と一緒にアートワークショップ、外遊び、カートで校内ツアーなど「学び舎ゆめの森」を体験できるさまざまな「遊び」で、思いっきり遊んでもらいました。

子どもたちが思いっきり遊んでいる間に、保護者の方を中心に図書ひろばで第二部「学び舎ゆめの森 探究説明会」も進行中です。

学び舎ゆめの森の教育理念、大切にしている考え方、校舎設計に込めた想い、通常の小中学校・幼稚園・保育園と学び舎ゆめの森の違い、入園・入学についての説明（大熊町役場教育総務課より）など、話者を変えながらお話しました。保護者の方からは「時間割の決め方が社会人と同じで驚いた。子どもたちが自分で学びをマネジメントすることが考えられている」「30年先を見据えた保育、は刺さりました」「クラスがないのがいい！」などの声をいただきました。

混ざり合いを大切にしている学び舎ゆめの森は説明会を一方的に聞くだけでなく、保護者の方参加型で進行します。保護者のグループワークでは、印象的だったことや質問したいことなどを話し合っていただき、「具体的なカリキュラムで工夫されていることは？」「サマースクールは今後検討されていますか？」などの質問が出ました。

最後はゆめの森カートツアーやアートワークショップに参加していた子どもたちも図書ひろばに合流し、アートワークショップで完成させた作品を紹介。素敵な作品をみて、みんながほっこりと笑顔になりました。

エンディングに、ゆめの森に通う生徒、園児のメッセージムービーを上映。「ゆめの森ってどんなところ？」「ゆめの森の仲間達」を生徒、園児の言葉で紹介し、「楽しいゆめの森で、一緒に学んで遊ぼう！みんな待っているよー！」という明るく元気な笑顔で終了しました。

今回、グリーン留学（入学・入園説明会）で、ゆめの森への入学・入園を検討している方、興味を持っていただいている方にゆめの森の教育に触れていただく機会を創れたこと、たくさんの子どもたちと新校舎で遊べたことは、学校運営に携わるチーム全員の喜びでした。
第2回グリーン留学は、10月28日(土)を予定しています。第1回の内容に、さらに新しいプログラムも加えて行く予定です。ゆめの森に興味を持っていただいた方は、ぜひご参加ください。保護者の方も、子どもたちも、ゆめの森で一緒に遊びましょう！