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【こども園】はるはとけるもの…

桜も盛りを過ぎ、桜吹雪がきれいに舞っております…
学び舎から見える山の桜を見て…
「はるがとけてる~!」ですって…
たまらなくかわいい素敵な表現ですねぇ? 
幼き詩人たちに心が奪われてしまいます…

私も言いたくなってしまい、「ホントだ!春が溶けてるね!」
私には考えたって出てこない言葉…
子どもたちにはそう見えてるっていうんだから
「子どもの視点で」「子どもの気持ちになって」
考えるなんて簡単なことではないのです…

「子ども理解」は、子ども心に寄り添い、丸ごと受容し
子どもと共にあるからこそ生まれるもの
であり
言い方を変えれば…
保育及び教育の「はじまり」ということではないだろうか…

「子ども理解を極める」ことが「保育を極める」ことにつながるのです!

だからゆめの森は、一人の子どもをみんなの眼で「みる」のです…
究極の保育をめざして、みんなで子ども理解を深めていくのです…

そんなことを思いながら、去年の夏頃だったか…
「さかあがりいつできるようになったの?」
「え~、こんなのこどものときからできるよ!」
って、子ども真っ盛りの年長さんが言っていたっけなぁ…
あなたいったい今何なのよ? と思うと同時に…
この言葉の裏にあるたくさんの心情を探り…
楽しかった記憶がふとよみがえったのでした…


できた色は何色と名付けましょうか…?
色とりどりの春の色 きれいだね!

春が溶けかけた花を摘んで、絵の具では表せない色水を作っております…
溶けだした春の色を紙の上に乗せていく…
自然を身近に手繰り寄せ、自然を取り入れた遊び…
大事にしている遊びの一つです!


ゆめの森では、「頭から湯気が出る」ほど熱中して遊ぶ子どもの姿をめざして日々わちゃわちゃ過ごしております…

こちらは、部屋の一角に設けられたみんなのアトリエ…
この部屋のデザイナーは自由な想像空間で創作できる場を模索しています!
与えられた素材ではなく、好きな素材を自分の手で選び…
自分のイメージを形に表現できる場所…
自然とみんなが集う場所…
ここは、まだまだ発展途上の魅力ある場所…

でも、さっそく始まっております…

デザイナーは見守り、「困り感」に応じてそっと現れる
ラジコン
「このボタンおすとうごいてついてくんだよぉ~!」
懐かしい有線のラジコン… でもきっと子どもにはこの線はみえていないんだろうなぁ…?


月曜日の朝に、突如現れた丸太のテーブルと椅子
それを見たデザイナーが一斉に声を上げる… 
「小澤サンタがやってきた!」
そう、昨年度まで学び舎ゆめの森義務教育学校の教頭先生だった
小澤マネージャーが、休日にわざわざ仕上げて置いてくれたのだ…
お忙しいであろうこの時期に本当にありがとうございました!

これは、小澤サンタと義務教育学校の後期課程の子どもたちが…
昨年度、担当する技術家庭の時間に
こども園の園庭で使える遊具を作ってくれていたのである…
様々な使い方ができるようにも工夫されている…

私はこのものを見て思うのです…
0歳から15歳の子どもたちと、たくさんの輝く特技を持った
デザイナーたちが共に暮らす学び舎ゆめの森の象徴であると…

大事になんていう気は毛頭なく、遊び倒させていただきます!

どこが一番活きる場所だろうね…
みんなで考えていきましょう!



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