学び舎ゆめの森の先生方とnoteでの発信についてワークショップを行いました!
はじめに
皆さまこんにちは。2023年春、福島県大熊町大川原地区に開校予定の大熊町立学び舎ゆめの森を設計するチーム「飯田善彦・鈴木弘人大熊町教育施設設計業務共同企業体」メンバーの塚本です。
私たち設計者は、2020年9月にプロポーザルで選定頂き、大熊町と共に議論を進めながら2021年10月までに基本設計・実施設計を完了しました。2022年5月現在学び舎ゆめの森は大熊町大川原地区で建設をしている最中です。
一方、学び舎ゆめの森は既に避難先である会津若松で2022年4月に義務教育学校として開校しました。
既に新しい学校のシンボルマークや校歌が披露され、少しずつ生徒の皆さんや先生方にも馴染み始めているのではないかと思います。
新年度になり新しく着任された先生や入学してきた生徒もいると伺い、約1年後の大川原地区での学び舎ゆめの森での生活に向けて、少しずつ準備を進めている所だと思います。
ワークショップの内容
そんな中で昨年末から始めたこの<Web版 ゆめのもり|大熊町立 学び舎 ゆめの森 公式アカウント>での発信を学校の先生方と共に運営できるように、第一回のnoteワークショップ(以下、WS)を行いました。
WSの企画書を公開!
今回先生方向けにnoteの説明をするのは初めてでした。まず先生方が学び舎ゆめの森にnoteがある事を知ってくださっているのかも分からない状況だったので、事前に教育委員会やnote株式会社の青柳さんと共に相談しWSの内容を検討しました。
先生方とオンラインで対面!
今回約1時間のWSでしたので、オンラインでお話しをさせて頂きました。
先生方もコロナ対策もあって、席の間隔を空けて参加されていました。
次回は是非対面にして、活発な意見交換ができる状態でWSが出来たらいいなとおもいます・・!
まずはnoteというサービスの説明から
今回はnote株式会社の青柳さんにもWSに参加頂き、noteに関する説明から他の学校での活用事例に至るまで短い時間ながらも丁寧に説明をして頂きました。
私自身、noteといえば個人的な発信を行うイメージを元々持っていたのですが、「教育」カテゴリーで紹介されている事例は面白い取り組みが多くてnoteの可能性を改めて感じています。
学び舎ゆめの森ではどんな情報を発信をしているの?
私からは昨年度に整備した学び舎ゆめの森の公式ホームページと、この<Web版 ゆめのもり|大熊町立 学び舎 ゆめの森 公式アカウント>との連携や、掲載している情報について一通り説明させて頂きました。
公式ホームページには設計段階で作成したイメージパースや、動画、教育方針のイラスト、大川原地区周辺の状況など学び舎ゆめの森の情報を掲載しています。
(これもいつかちゃんと紹介できたらなと思います><)
noteの記事と直接連携しているコンテンツ(現場の航空写真や、newsをリアルタイムで更新しています)もあるので是非ご覧ください!
先生方から頂いた質問
noteで記事を書くのは難しそう!?
途中、先生方から「実際にnoteを書く時はどんな操作をするの?」、「動画は記事にあげられますか?」等の質問があり、実際に青柳さんにデモンストレーションして頂きました。
中には「noteの使い方が分からないときは電話でサポートしていただけますか?」との質問も。
たしかにnoteは何となくおしゃれだし色んな機能が充実しているので、一見難しそうに見えるのかなと想像しました。先生方が不安になるのもわかります・・!
ただ意外とやってみると感覚的にできちゃうのがnoteの素晴らしい所。はやく先生方にもnoteで実際に記事を書いてもらい、どんなものなのか体感してみてもらいたいです!!
(note公式のヘルプセンターも充実しています。分からない事を検索に入れてみるとあっさり答えが見つかるかもしれません*
私は掲載する画像の大きさのルールなどをこちらから実際に調べたりしました。https://www.help-note.com/hc/ja)
誰に向けてどんな記事を書いてみたいか?
最後の10分間で先生方に誰に向けてどんな記事を書いてみたいか?という質問を投げかけてみました。
短い時間の中で考えて頂いたので、中々その場で一人一人の話を聞くことができなかったのですがWS後のアンケートにご意見を寄せて頂きました。
一部を紹介させて頂きたいと思います。
今後noteを使ってどのような発信を行ってみたいですか?
子ども達の様子
児童生徒の活動
学び舎ゆめの森で教員がどんな思いで、どんな教育観で子どもたちと関わっているかを保護者だけでなく一般の閲覧者にも伝わるように発信できるとよい
保健活動等
子どもたちの学習及び学校生活の様子を随時紹介するとともに、自分自身が現在考えていることやこれからの展望等も発信していきたいと思いました。
子どもの活動の様子だけでなく、自分の教員としての思いや学び舎ゆめの森での取り組みなどを発信したい
学び舎ゆめの森の教員のおもいや児童生徒の姿を発信したい。
noteに関して分からなかったことはありますか?
イメージはつかめました。まだ実際に操作していないのでよく今後分からない部分もでてくるかもしれません。
実際にはどのような手順で作成していくか、もう少し時間を設けて教えていただきたかったです。
その他の意見・感想
他校での実践についてはもっと短い時間で紹介していただき、noteの具体的な操作方法をもう少し時間を設けて教えていただきたかったです。
分かりやすく、デザインもシンプルですごく好き。早く使いたいです。
WSを終えて・・
個人的には先生方が書いてくださった発信したい内容について、読んでみたいなという気持ちがとても高まりました。一人一人の教員としての思いや展望を伺うというのは、学校関係者以外だと中々機会がないので是非知りたいです。また生徒や保護者の皆さん、先生同士でそれぞれが学び舎ゆめの森に関わる中で感じていることをこのnote上で共有する事は貴重な発信・共有の場になるだろうなと改めて感じました。
学び舎ゆめの森をつくっていく一人一人の声や顔が見える事の大切さ・重要さを感じたのでこれからも発信が継続できるよう先生方と連携できればと思います。
今回先生方の意見で、記事の作成方法に関する説明がもっと聞きたかったとありました。次回は実際にnoteの記事を書いてもらう勉強会のようなものができると良いのかもしれませんね!
追記:(2022年6月3日)
事務所内で渡邉(学び舎ゆめの森の設計の主担当者)と共に今後このnoteでどんな発信が出来たらいいかブレストをしました。色々なアイデアが出たので是非記事を楽しみに待っていてください*
現場も日々沢山の職人さんが入って緊張感を持ちながらも着実に進んでいます。(あっという間に竣工を迎えてしまう気が。。!)
一瞬一瞬を大切にし、このnoteに思いを記録していけたらいいなと改めて感じました。
現場の様子が俯瞰でわかる航空写真は定期的にアップしていますので是非見てくださいね!
https://yumenomori-edu.note.jp/n/nbfcdb3a8d7a8