【日々の活動】くまっこカフェオープン!
皆さま、こんにちは。
今日のゆめの森もワクワクがいっぱい。各児童生徒、絶賛ゆめの種を探求、育成中です。その中でも本日特筆すべきニュースを皆さまにご紹介いたします。
上の写真をご覧ください。9年生による手作りカフェ「くまっこカフェ」が遂にオープンしました。カフェごっこじゃありません。歴とした利益追求のためのカフェです。商品は地元大熊特産のスイーツ、オリジナルエコバックです。
なになに?利益追求?学校で?
訝しく思われる方もいるもいるかもしれません。・・ご安心ください。9年生の社会の学習「市場経済」を実際に現場で学んでいる一コマです。
9年生は4月より社会科の学習の一環として、プロジェクト学習を進めてきました。「大熊をちょっとよくしよう!」をキーワードに、アンケートなどで今の大熊町のwantを探り、現状を分析したり…。今変わりつつある大熊町に自分たちはどのように関われるのか、身の丈にあったリアルな活動を模索してきました。地域と繋がり、地域に貢献する。その答えの一つが「くまっこカフェ」です。
「くまっこカフェ」出店までの学びの軌跡は、また次回に譲るとして、本日は盛況だったカフェの状況をリポートしておきます。
地域の方々、スクールコンシェルジュ協力のもと、移動式店舗をリアカーで制作。二人で勇壮にリアカーを引き現場に向かいます。
「いらっしゃいませ〜!」二人の呼びかけに周囲でランチを楽しんでいたお客様は興味津々です。お客様が果たしてきてくれるのか心配していた二人ですが、思いのほか反応はよろしいようです。
「これはいくらですか?」「え、これ、なあに?」
お客様の問いかけに、少々焦りながらも、さすが9年生。堂々とした受け答えです。生徒のオリジナルイラストがプリントされたエコバックも「かわいい!」と好感触です。
本日、たくさんのお客様にご来店いただき、45分くらいの営業時間でなんと29860円の売り上げを達成しました。「利潤」の目標は達成されたようです。
彼女たちも、想像以上の結果に自分自身で驚いている様子。
「あー、よかったね!」「目標達成だね!」
帰り道、成果を噛み締めた二人。ひとまずお疲れ様でした。
もちろん、これで終わりではありません。
ここからの展開は、また金曜日、皆さまと共有したいと思います。さて、更なる「利潤」追求のために何が必要なのか?体験を元にした探究の中から彼女たちが導き出した答えとは?次回を是非お楽しみください。