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【日々の記録】6/14 雨の日も歌いながら町探検

今日はゆめの森のもう1人の音楽の先生である関口直仁さんが来校してくださいました。関口さんは昨年度の演劇で作曲・音楽指導をしてくださった先生です。会津の頃から一緒に歌ったことのある子ども、はじめて会う子ども、立場は違っても、関口さんがピアノを弾けば、みんな一緒に歌い始めます。関口さんの鍵盤に合わせて、どれだけ低い声を出せるかの発声練習から始まりました。

電子ピアノの端っこまで歌いきって、「この低い音は演劇で強い人が出てきた時みたい」と話す子ども。関口さんはそうだね、とその言葉を受け止めると、「印象が変わるのは音程だけじゃなくて早さでも変わるんだ」とまたガラッと雰囲気を変えて演奏を始めました。

昨年度のワークショップでもみんな感じたことですが、関口さんのピアノは音がはじけるように生まれて、自然と声が出てくる不思議な演奏です。さらに時計を手に「どれだけ声を出せるかやってみよう」と子どもたちを誘い、さらに発声練習を続けました。スーーーと息を吐くことを聞き、「腹筋を使えばもっと出るんじゃないの」と自然と腹式呼吸を意識する姿には驚きました。今年の演劇もきっとみんなの素敵な歌を聴くことができるのだろうと思うと、今から練習をするのが楽しみになりました。


昼休み、いつもなら外を走り回っている2・3年生たちは探検バッグをもってどこかへ出発。生活科・社会科の合同学習で、町の地図を頼りに実際に大川原を探検しに行きました。

手作りの地図

地図は、町の道路に自分たちで絵や目印を描き込んだもの。実際に歩いた経験はほとんどありませんが、引率の先生方は子どもたちの探検を邪魔しないように、後ろをついて行くので、自分たちで周りや地図を見て考えながら歩かなければいけません。

地図をたよりに歩いて行くと、地域の人のお家につきました。名刺を渡してごあいさつをし、鶏舎を見せていただきました。

昨年度、ゆめの森も会津で鶏を育てていましたが、大きな鶏舎にびっくり!採れたてのたまごを触らせていただきました。また、お家で育てているきゅうりにも触らせていただきました。同じたまごやきゅうりでも、お店で売られているものよりずっと新鮮です。

なんときゅうりを食べさせてもらいました。味噌をつけて食べたきゅうりはとっても美味しかったです。また、お家のお土産用のきゅうりもいただき、「お家まで食べないでいられるかな?」と話しつつ大切に学校へ持ち帰りました。

このてひばのひーちゃんと
圧巻のお庭です!時間が足りずまたお伺いさせていただくことに

大川原を自分達の足で歩いて、地図や道路の情報だけでは分からないことをたくさん知ることができました。地域の皆様、あたたかいご対応をしてくださり誠にありがとうございました。2・3年生に地図を教えてもらい、他の学年もぜひ探検に行きたいです。

みんなで見つけたお花たち

1年生は学校周辺へ。梅雨に入ってより一層きれいにさくあじさい達を見つけ、みんなで写真を撮りながら探検しました。学校へ戻った後は自分の好きだった花はどれかをみんなに説明。あじさいだけでなく小さな白い花を見つけた子もいました。お花を見せてくださった地域の皆様、誠にありがとうございました。