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【日々の記録】演劇練習の様子

爽やかな秋晴れの朝。
まぶしい朝日が差し込む本の広場では、1時間目が始まる前から演劇の練習が始まっていました。

歌の練習から始まりました


先週、来校して下さった関口さんから、新しい歌の指導を頂きました。
関口さんが作曲された歌は、歌詞もメロディーすぐに子ども達の中にとけこみ、今日も休み時間には高らかに歌う子ども達の声があちらこちらから聴こえてきました。

劇中でも「こども」を演じるチーム

現在は、大まかな場面チーム毎に練習を進めています。
今日の練習のように、みんなが集まって他のチームの場面を見て、お互いに良い影響を受ける良い連鎖がまた起きているように思います。
こちらの「こども」役チームも、大熊の方言がふんだんに入ったセリフをそれぞれのキャラクターがよく出るように工夫しながら演じていました。

練習の様子
“困惑”が伝わる演劇を考えます

木村ADの解釈を、子ども達・教員の中でさらに咀嚼。
台本のセリフと自分の動きをよく考えて舞台での演技を形作っていきます。

魅せるポーズを考えながら


それぞれのシーンで演技指導が行われますが、抽象的な部分の多いシーンは特に演技指導に時間がかかるようです。
次の写真も、写真から分かる情報だけではどんな場面か、想像するのも難しいのではないでしょうか。

椅子を引き摺る男達と、佇む子ども

台本のセリフを覚えるだけでも大変ですが、さらに演じる人物の気持ちを想像し、それを自身の身体で再現する必要があります。
木村ADから「まねっこゲームしよう!」と木村ADの振る舞いを真似てみますが、演じる感情は「絶望」。とても難しいまねっこゲームでも、木村ADの動きや話し方をじっと観察して自分の演じ方を模索していました。

少年の回りをくるくると舞う子ども達


演劇の練習が回を重ねる毎に、子ども達の話し方や振る舞い方がどんどん変わっていくことに気づきます。それは解釈がぶれているのではなく、子ども達の解釈がどんどん強固なものになっていく表れです。
この一週間だけで目を見張るほどの成長を見せる子ども達。本番に向け、デザイナーも子ども達に負けないよう、より一層の努力を重ねていきます。

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