見出し画像

【こども園】 「間」

最近の朝の様子です…
私はこの姿が大好きです!
登園してきた順に遊びが始まり、仲間の遊びに目をやり…
集まり真似する者、目もくれずに真っ先に自分の遊びに向かう者
やがて散り散りになっている子が徐々に同じ空間に集まってきて…
0歳から年長児までがごちゃごちゃしながら穏やかな時間を過ごす…
目安の時間はあっても、子どもたちの遊びの様子や状況に目と心を配り…
時間を見極めるのです…


昨今、子どもたちから失われつつある「時間 空間 仲間」
子どもがより良く成長していく上で、
この三つの「間」(サンマ)が大切だと言われます…
だからゆめの森では、もう一度しっかりと受け止めて…
三つの「間」を大切にしたいと思うのです…
子どもたちからはつらつさを奪わないために…
子どもたちの知力や体力、感性を豊かに育むために…
プレ・ゴールデンエイジといわれる幼児期に…
20年後、いや30年後を見据えた、こども園はその土壌づくりなのですから…

そして、日頃からデザイナーと子どもたちとの物語の一端を見ていると…
三つの間を広く、大きく、深くしているものに気づく…
それが「手間」である… 「手間暇」とも言いましょうか…
これは決して恩着せがましいものではなく、ひけらかすものでもなく…
子どもたちが気づくことも感じることもない、惜しみない「手間」
これぞデザイナーであり、これがデザイナーなのです!
子どもが豊かに育つための「環境構成」はここから日々誕生しているのです

大切な「間」が失われてしまったら、「まぬけ」じゃないか…
私たち「人間」だって間が消えたら、ただの「ヒト」になっちゃう…
子どもたちを「まぬけびビト」になんかするもんですか!
たくさんの出会いの中で人と関わりながら、
この学び舎で暮らす「人間」なんですから…

保育にも大事な「間」がある… 心地よいテンポやリズム感…
子どもたちの遊ぶ姿から子どもの心を読み取る「間合」
私たちが最初に見てしまうかもしれない、はじめての「瞬間」…

ちょっと訳あってnoteに「間」を空けてしまいましたが…
お陰様で改めて気づかされた大事な大事な「間」


これまた好きな光景!
だって子どもの思いが伝わってくるじゃないですか?
生活発表会でもみんなでやった「おべんとうバス」

かわいい~♡ たまらない…

お料理しては、お弁当箱に詰め込んでいます…
お話の内容から自分たちなりにイメージを膨らませているのです…

お弁当箱ではなく絵本のお弁当箱

やっぱり絵本ってすごいっ!!