見出し画像

【日々の記録】不審者侵入~防犯教室~

学校に不審者が侵入したら、どのような行動をとればいいのでしょうか。
授業中、児童生徒昇降口から不審者が侵入したという想定で訓練を行いました。

近くで授業していた学年もいます。
教頭先生が声をかけると・・・

放送が流れ、不審者が侵入したことが伝わります。
生徒たちは先生の指示に従って避難しました。
避難中は騒がず、静かに放送や校舎内の様子に耳を傾けていました。

応援の先生がかけつけます
さすまたを使って3人で取り押さえるも、暴れる不審者の動きを封じることは難しいです。
体育館に集まって防犯教室

不審者を取り押さえる役割の先生方は、力いっぱい抵抗する人間を取り押さえることの難しさを感じたそうです。
「さすまたを実際に使ってみて、とても難しかった。必死で止めていたけど、本番で止められるか不安です。急に走り出したらどうしようと思っていました」
先生が不審者を取り押さえている間、子供たちはどうしたらいいんでしょうか。
「先生が止めてくれるから、ではなく最終的に自分の命を守るのは自分。静かに避難するなど、落ち着いて行動してほしい」
「怖いと思う部分は、近くにいた子どもたちが先生より近くで不審者に会ってしまう。みんながおかしいと感じたら、自分の判断で離れてほしい」

警察官のサカイさん、スギハラさん、ニヘイさんから大切なことを教えていただきました。「実際に知らない人に声をかけられたら?」子どもたちから『いかのおすし』という言葉が出ます。
いかない(行かない)
らない(乗らない)
おごえをだす(大声を出す)
ぐににげる(すぐに逃げる)
らせる(知らせる)
また、腕を掴まれた場合の振りほどき方も教えてもらいました。

実際にやってみると・・・「犯人の手から逃れる方法が分かった」「本気でやったら逃げられることが分かった」と子どもたちから感想を聞くことができました。

最後に南郷GMから「怪しい人がいたら知らせる、先生の指示に従う、騒がない。一人でいる知らない人がいたら、教えてください。みんなを守るために戸締りはしっかりしましょう」とお話がありました。

防犯教室終了後、こども園も含めて引き渡し訓練を行いました。

安全な生活のためには、一人一人の意識が大切です。不審者が授業中に侵入してくるとは限りません。近くに先生がいない、という可能性もあります。自分の判断で行動することの大切さを学びました。