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【日々の記録】ひとりで/みんなで 作品づくり

朝、子どもに「ちょっと聞いて!」と呼び止められました。なんのお話だろうと耳を傾けると、劇中の長回しのセリフをすらすらと暗誦。大熊の方言が色濃く出る難しいセリフにも関わらず、リズミカルに手を回しながらの余裕も見られました。
他の児童たちも続々とセリフを暗記しているようで、デザイナー達の想像を超える勢いで演劇の世界が創られています。

グループ別練習の様子

子どもたちが大人に反旗を翻すシーンでは、ト書きやセリフから劇中人物の状況を想像。「怒り」「偏り」「反逆」「暴力」「拒絶」などの言葉を浮かび上がらせ、それを声色や動きに取り入れていきます。

さらに子どもたちが動きを想像しやすくできるよう、本番で手にする小道具を想定した小物を手に持って練習することにしました。
セリフに動きが伴うことにより、もっと説得力のある演技につなげることにできました。明日は全員が揃っての読み合わせを行います。だんだんと演劇の輪郭が見えてくるこの過程を楽しみながら練習を進めていきます。

練習の様子 全グループを木村ADが回っています


[5年生 図工]
5年生図工では遠近法の学習。小さいパーツと大きいパーツを作り、まるで同じ大きさに見えるように二つを設置します。

ぶら下がっているように見えるイモムシ。でも実は…
こんなに大きさが違うんです!

はじめに写真を見た時は離れた場所にあるのは理解できつつも、それほど大きさの違いは感じませんでした。実物を見ると、下半身部分の大きさに本当に驚かされます。この特大サイズの下半身を作るのにはやはり骨が折れたとのことで、休み時間も一心不乱に塗り続けたと話す児童。作品作りに妥協しない姿勢がとてもかっこいいです。

ネコのかわいい顔と足元でパーツ分けしました
大きな絵も、児童の手と同じくらいの大きさに!
別々の場所にある手足も…
ピッタリと重なりました!こちらは合作です

いつも児童たちが作る作品は胸躍るものばかり。
以前作成した大きなスマイルとはさよならとなってしまいましたが、このまま学校の中が子ども達の作品でいっぱいになるのもとても素敵なことだと感じます。

みんなにも読んでほしいですか?

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