見出し画像

【こども園】年に一度の発表会…

秋の自然事象に目を向け…
ゆめの森やゆめの森周辺で秋の自然遊びを楽しみ…
また、「スポーツフェスティバル」や「さつまいもほり」
といった楽しい秋の行事を経験しながら…
連日、子どもたちと一緒に様々な秋を楽しんでおりますが…
その中の芸術の「秋」においては…
お部屋の中は子どもたちのかわいらしい作品であふれています…

何ですって…?
 年に一度の大熊町民の作品発表会が開催されるんですって!
その名は「大熊町文化展」
毎年、素敵な作品がたくさん出品されております!
ならば、みなさんにもご覧いただきたく…
学び舎ゆめの森の小さなアーティストたちも出品いたします!
是非お越しくださいませ!
 
「大熊町文化展」の詳細につきましては、下記URLよりご確認ください。 
https://www.town.okuma.fukushima.jp/uploaded/attachment/8478.pdf



昨日の様子から…

10月28日(土)に開催される演劇公演…
年長さんと年中さんも参加いたします!

「演劇教育」… 〇〇教育と聞くと難しく考えてしまいがちですが…
コミュニケーション能力の育成と結びつくもので…
「表現力」はもちろん、「集中力」「想像力」等々…
本番までの過程においてこれらが総合的に育まれるものと感じています…
「演劇」「演技」そのものを学ぶことが目的ではないのです…

小学生の頃を思い出す…
私は、「裸の王様」や「走れメロス」で
王様やメロスをやる機会を与えてもらった…
中でも、小学校最後の学習発表会「走れメロス」
で起こった出来事が忘れられない…
先生から、普段の稽古では一切伝えられていなかったのに…

メロスは一度、友への裏切りも考えるが、その思いを断ち切り
過酷な道中を乗り越え、必死の思いで友の処刑場に戻ってくる最後の場面

そこまで、緊張しながらもなんとか演じ…よしっ、あと少しだ!
ステージに向かって体育館後方から勢いよく登場するために…
ステージ袖から外に出て、体育館後方の入り口まで移動する時…
いつもなら「いいぞっ、もう少しだ!もう少し!」なんて
声をかけてくれていた先生が…

私の目を見つめ、力強くうなずき…
母が作ってくれた私メロスの衣装を…
はだけるなんてレベルを超えるくらい…
ものすごい勢いでビリビリと破り、
丈を短くハサミでガチャガチャ切り裂き…
泥のような絵具液をかけてくる…

入口まで来た私の両肩に後方から添える手は…
小刻みに震えるほど力がこもっていて…
扉が開くと同時に、「やりきってこい!」と言わんばかりに…
その手は私の背中を押してくれた…

その出来事に、不思議と驚くことはなく…
周りの音も聞こえない、自分とセリヌンティウスしかいないような感覚の中でメロスという自分を出し切ることができた…
同時に、私たちを信じ切る先生の「魂」を感じた…

大好きなあの先生、今頃何してるのかなぁ~
思い出話は置いといて…

「演劇」って…
緊張しても、得意じゃなくても、一度幕が上がってしまえば…
何としたって一歩踏み出さないといけないし…
仲間と協力して作業を進めないと終わらない…
終わればやった者のみに感じる達成感や充実感…
シンプルにそんなところが魅力的だとも感じる!
やっぱり「生き抜く力」に通ずるものがある気がしてならない…

「たのし~い!」
ってはりきる年長さんの姿が心地よい…

始まりました…
こちらも、年に一度の「演劇公演」…