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【日々の記録】夏の終わりのすいか割り

朝、夏の空気も一変して一気に空気の冷え込みを感じました。子ども達も上着を着てくるなど、夏の終わりを感じる天気です。

昨日、いつもお世話になってる松永さんから小玉すいかを二玉いただきました。今年最後のすいか割りと題して、ゆめの森畑の前ですいか割りをしました。

タオルで目隠し、竹刀を使用する本格的なすいか割りです。長い竹刀は扱いが難しく、「もっと前!」「(すいかを)ちょんちょんして!」と声を掛け合いながらすいかの一刀両断を目指しました。

まず割れたすいかは黄色い果肉。「そういえば黄色いすいかって食べたことないかも!」と子ども達も新鮮な気持ちですいかをいただきました。

竹刀をすいかに当てることは出来ても、なかなか割れるまでの衝撃を与えることができません。二玉目のすいかは見事6年生の児童がきれいに割りました。割れた瞬間、見守っていたみんなは、おおはしゃぎです。

写真の通り、二玉目のすいかの果肉は赤い色。時間をかけてじっくり冷やしておいたすいかは格別の美味しさです。教員の方で切り分けたたくさんのすいかはみるみる内に完売となりました。

途中で出てくる種は畑へぷぷっと吹き出します。きれいな薄緑になったすいかの皮もえいと放り投げます。「すいかを捨てたら畑が汚れない?」と心配する下級生に、上級生が「このすいかの皮と種を微生物が食べて、畑がもっと良い畑になるんだよ!」と教えてくれました。長らく種が植えられるのを待っていたこの畑。初めての種が植えられる日はそう遠くなさそうです。

美味しいすいか、ごちそうさまでした!


[3年生 理科]
3年生理科でも種の観察。3年生は4月にある花の種を植えました。ただ、3年生の二人はその花の名を知らない状態でした。育って行く花を観察し、何の花なのかを自分達で発見するためです。

いよいよ開花した花を見てホウセンカとマリーゴールドという答えが見つかりました。…が、自分で育てた花の正体は、きっと別の名前の花かもしれないという考えが児童の心の隅にありました。
そして今日収穫した種を見ると、4月に植えた種と全く同じ見た目。そこで初めてこの花はホウセンカで、4月に植えた花と本当に一緒なのだと児童自身も納得することができました。

4月に植えたあの種が、自分達が与えた水で育ち、花を咲かせ、枯れて、また同じ種を残していきました。そして、この種にしか教えられない学びも子ども達の中に残されていったのだと感じます。またこの種が花を咲かせる日が待ち遠しいです。

みんなにも読んでほしいですか?

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